私鉄線駅構内に設置されている時刻表、路線案内、所要時分等、総合掲示媒体の設計、製作、施工、及び意匠面の作成、施工を担当しております。
また、印刷メディアの研究開発にも取り組み、表示面の品質、耐久性の向上にも貢献しております。
東京急行電鉄 運賃表にエコアクリル”リアライト”が採用されております。
弊社が独自に研究開発を行なった点字式運賃表は、一般のお客様のご利用にも対応し、組み込み式のユニットを採用することによって、運賃改正時の修正コスト削減と作業性の向上を両立させました。
点字面はアルミ板を裏面から打ち出す方式を採用しており、経年劣化等による誤読を防止します。プレート固定ビスは、星型センターピンタイプを使用し、いたずらや持ち去りに対処しております。
点字部分に汚れが付着した旧タイプの点字運賃表
駅構内の業務掲示、案内表示、誘導表示など、多岐に亘って実績を上げております。
近年、法令化され全ての駅への設置が義務づけられた非常停止ボタンの案内表示、また、旅客誘導のための出口案内、自動券売機のPASMOアイキャッチャー、注意表示、緊急告知用の急告板から付近案内に至るまで、あらゆる分野においてハード、ソフト両面での対応を続けております。
急告板はキャスター付きのベースを設け、平常時の収納状態から緊急使用時への迅速な対応を可能にしております。また、利用客に接近した状態での使用を前提とするため、ベース部分はRと曲面で構成されており、不慮の接触による支障を防止します。
利用者に注意を促すための表示については表示面の配色、レイアウト等を統一化し、一目で注意表示と識別できるよう配慮してあります。
業務、案内掲示の配色を種別ごとに統一化することにより、分かりやすく整然とした駅施設を目指して開発を進めて参ります。
弊社では、今回のリニューアル以前より東急線各駅の旅客用ベンチの施工、保守管理を行なって参りました。
駅施設利用者が直接使用する設備ということもあり、施工には十分に注意を払い、工具、固定アンカー等についても吟味を重ね選定しております。
速乾硬化型アンカー 注入工具
水冷式ドリルによる穿孔作業の様子
水冷式ドリルによる穿孔作業の様子
2008年、6月開業の副都心線渋谷駅開業に伴なう広告媒体(電飾看板、普通看板、ポスター板等)の設計、製作施工を行ないました。
メーカーとの共同開発による弊社独自のLEDを採用して頂き実績を上げるとともに、媒体製作においてはクライアント様のご要望に対して、より幅広くお応えするために役立てて参ります。(現在、弊社LEDは製造しておりません)
東急線たまプラーザ駅改良工事に伴なう広告媒体(電飾、普通看板、柱巻、ポスター板等)の設計、製作施工を行ないました。
本工事においても柱巻に弊社のLEDを採用して頂いております。(現在、弊社LEDは製造しておりません)
また、全長21mにも及ぶ一体型パネル看板、建築構造物とのシームレスな設置等、実験的な試みも行なっております。
柱巻へのLED取付状況
駅舎の改良工事に伴い、広告媒体の全面的な改修が行われました。
柱巻では導光板の光源にLEDを採用する等、実験的な試みが各媒体に見られます。
コンコース壁面には木目調パネルを取り入れ、ポスター板にも同色のパンチングアルミ板を用いて一体感を損なわないデザインとなっております。
駅コンコース全体を一つのコンセプトを軸にブラウンとグリーンを基調にレイアウトした好例と言えるのではないでしょうか。
車体マーキング、車載キャラクター、表示ボックス、及び設置用ベース部等、一切の製作と施工を担当。
通常の広告媒体とは異なり、走行中は常に路面からの振動を受け続ける車載型広告において成果を上げることができ、ここから得られた技術的な情報を多方面に活かして参ります。
弊社施工の通称「バイトルカー」は、都内、名古屋エリアで活躍しました。
JR線三鷹駅広告媒体リニューアル工事に参画しました。
旧媒体の撤去を始め、新媒体の設計、製作及び施工までを担当させて頂きました。
(改修前)
(改修後モニター)
JR南部線 西府駅の新駅開業に伴なう広告媒体新設工事に参画しました。
駅構内設置の全媒体の設計、製作、及び施工を担当させて頂き、総合的な媒体設置の実績を上げることができました。
この実績を今後の企画、設計に活かして参ります。
弊社では広告媒体の製作施工のみならず、保守点検等、安全管理と事故防止についても注力すべき業務として認識しております。
現在、JR線においては、相模線、横浜線、東海道線、伊東線を中心に媒体の保守点検作業を行い、鉄道広告における事故防止の一翼を担っております。
移動する広告媒体として車両ラッピングの製作・施工を致します。
各鉄道会社様における相互乗入れにより、長距離・県を跨いでの宣伝が可能になりました。
そのため長期間に渡り風雨・太陽光にさらされる為、弊社にて暴露テスト等を行い、素材・施工法の選定をしております。
2012年5月22日の東京スカイツリー開業に伴い、浅草駅東武ビルに大型広告幕を設置致しました。
40tの高所作業車2台を設置し、ビルガラス面にシート貼り(W4,624×H12,988)、既存懸垂幕装置3台分を使用しての大型懸垂幕取付(W4,515×H11,525)の、製作と施工をさせて頂きました。
同時に東武ビル時計塔除幕式が控えていたため、建設会社様との事前打合せを行い、施工日程などの協力を頂いての施工となりました。
ガラス面のシートは、ビル向かい店舗のサイン照明の映り込みを軽減する物とし、懸垂幕は台風などの強風に耐えうる物と、素材・施工実績などを協議し選定しております。
広告媒体の企画、製作を主業務とする弊社としましては、媒体の品質向上は常に考えるべき課題の一つです。しかし、「広告」である以上は、訴求効果を上げることも重要な課題と言えます。
弊社は訴求効果向上のために、セットボードという考え方を提案して参りました。同一規格、仕様、意匠面を持つ媒体を要所に配置し、反復と既視感の作用による訴求効果の向上を目的として、セットボードは展開され実績を上げております。
東急エージェンシー様との共同企画開発により、アルミ型材の設計を含む媒体の設計、製作施工を一任して頂きました。
札幌、関東全域、名古屋、大阪、福岡の私鉄主要90駅に亘って展開し、多業種に渡るスポンサー様にご利用頂きました。
意匠面の製作ついては、写真メーカーの㈱フォトビション・ジャパンとの提携と、下地材のリサイクル利用等で製作コストを押えることに成功しております。
東急エージェンシー様との共同企画開発により、アルミ型材の設計を含む媒体の設計、製作施工を一任して頂きました。
札幌、関東全域、名古屋、大阪、福岡の私鉄主要80駅に亘って展開し、多業種のスポンサー様にご利用頂きました。
意匠面の交換作業については、ルートを精査し、2日間で全90面の交換を実現しております。
PLAMボードのアップグレードとして東急エージェンシー様との共同企画開発により、アルミ型材の設計を含む媒体の設計、製作施工を一任して頂きました。
関東全域、名古屋、大阪の私鉄主要40駅に亘って展開し、多業種のスポンサー様にご利用頂きました。
反射板と拡散フィルムの併用によって、蛍光灯タイプの媒体としては、限界とも言える媒体厚80㎜を実現し、多種多様な設置環境への対応を可能にしました。意匠面の製作ついては、写真メーカーの㈱フォトビション・ジャパンとの提携によって一括管理を行ない、製作コストを押えることに成功しております。